北原和規様

UMMM Director/Designer

SL紙が好きです。大きくて軽い。何より匂いが良い。雨の日の納品だと匂いがより立ち上がります。大きな媒体なので、読むためには身体を目一杯使わないといけません。匂いとともに皆の身体に染み付いている新聞ならではの「情報を読む」という行為は宣伝にはまります。情報が多ければ多いほど没頭できるのは他の媒体にはありません。新聞印刷ならではの入稿、印刷から納品の早さはとてつもない魅力ですが、怖いのでクライアントには内緒にしていたりします。

後藤由美様

キュレーター

もともと海外の写真家たちが手軽にニュースプリントとして自分たちの作品を、より多くの人々に伝えるための媒体として使っているのを見ていて、その方法に自分も共感していた。ただ、なかなか個人レベルで新聞印刷ができるイメージというのがなく、ただどうしても作りたくて聞いてみたら、外注も受けているとのこと。「え?そうなん?」それ以来、プロジェクトが立ち上がって、その必要性があるといつもお世話になっている。必死のパッチの精神で現場に関わる人たちの、素晴らしい仕事ぶりにも毎度感服。

杉谷紗香様

代表取締役社長/「cycle」編集長

フリーペーパーは読者の方と出会った瞬間が“勝負”。「新聞印刷でつくるフリーペーパー」には、パッと視界に入った瞬間、あたたかさや親しみやすさを感じてもらえるメリットがあります。「cycle」は、自転車情報専門のフリーペーパーですが、主な対象はビギナーの方々。新聞印刷のおかげで、初心者の方にも手にとっていただきやすい印象づくりと、届いてうれしい紙面づくりを実現できています。たしかな印刷技術と、きめ細かなサポートで事業を支えてくださり、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!

倉知朋之介様

映像作家

映画やドラマでおっちゃんが新聞を捲る時に指を舐める仕草や、新聞配達員が面白おかしく配達するシーン、新聞を扱った面白い映像が多く存在します。僕は新聞を情報誌として読むことから離れた世代ではありますが、新聞特有の大きな紙面や印刷された時の質感へ魅了される瞬間は多いです。地域などの情報誌としてだけでなく、今回【Rinten】のようにオンライン印刷サービスによって個々人の制作の中に新聞というメディアがより浸透していくのも楽しみだと感じます。